連勇太朗氏×伊藤亜紗氏×安藤勝信氏 鼎談 期間限定配信(無料)

「生成的コミュニケーションから考える、これからの計画論」

住まいやパブリック・スペースのあり方、働き方のさまざまな事例を通して社会と住まいの未来を考えるコラム「これからの社会、これからの住まい 3」。2022年は、監修者の連勇太朗氏(建築家、CHAr)が、コラムと連動して交互にゲストを迎え、鼎談を企画していきます。第3回目は美学研究者、東京工業大学科学技術創成研究院の伊藤亜紗氏と株式会社アンディート代表の安藤勝信氏をお迎えしたインタビューで、期間限定配信(無料)いたします。ぜひご登録のうえ、ご視聴ください。

内容

連勇太朗氏、伊藤亜紗氏、安藤勝信氏という分野の異なる3人で、建築、街、都市の新しい計画論について議論しました。
まず連氏から、ビルディングタイプをもとにした施設計画学などトップダウン的な「計画」とは異なる、参加型デザインや積極的に場に介入するまちづくりといったボトムアップ型のモデルを、2000年代以降多くの建築家たちが実践している状況についてご紹介いただきます。
そこから美学を専門とする伊藤氏と、東京世田谷区で賃貸住宅を運営する安藤氏が、ケアや住まい、場所づくりにおける他者とのコミュニケーションのあり方について議論を展開します。

伊藤氏は、計画的、一方向的なコミュニケーションでは難しい場面があると指摘します。そして、その対局にある「双方向的なコミュニケーション(生成モード)」について、ケアの現場やものの語り方、スポーツの観戦などの場面を例に、お話ししていただきました。

安藤氏は、駅から離れ築年数の経った空室の目立つ賃貸住宅を、さまざまな場づくりによってつくり変える事例をはじめ、設計者や利用者とどのようなコミュニケーションをとることで実現したかについてもご紹介いただきました。
ぜひご視聴ください。

(2022年10月4日 KOCAにて収録)




プロフィール

連勇太朗(むらじ・ゆうたろう)
1987年生まれ。明治大学専任講師、NPO法人CHAr(旧モクチン企画)代表理事、株式会社@カマタ取締役。主なプロジェクト=《モクチンレシピ》(CHAr、2012~)、《梅森プラットフォーム》(@カマタ、2019)など。主な作品=《2020/はねとくも》(CHAr、2020)、《KOCA》(@カマタ、2019)など。主な著書=『モクチンメソッド──都市を変える木賃アパート改修戦略』(学芸出版、2017)など。 http://studiochar.jp



伊藤亜紗(いとう・あさ)
専門は、美学、現代アート。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長、リベラルアーツ研究教育院教授、東京工業大学環境・社会理工学院社会・間科学コース教授。主な著書に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社、2013)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版、2016)、『どもる体』(医学書院、2018)、『記憶する体』(春秋社、2019)、『手の倫理』(講談社、2020)など。


安藤勝信(あんどう・かつのぶ)
株式会社アンディート代表取締役。街の大家さん。東京都世田谷区で古い建物に新しい価値を付けて再生し、住まい手の愛着や地域とのつながりを育む賃貸事業を展開。築30年の木造アパートを福祉とリノベーションで再生した「タガヤセ大蔵プロジェクト」が世田谷区空き家等地域貢献活用モデル事業に選定。

【お申し込み概要】

お申し込み期間:2022年12月6日(火)~2023年1月5日(木)
ご視聴期間2022年12月6日(火)~2023年1月5日(木)
お申し込み方法:[お申し込みフォーム]にご記入いただき、[申し込む]ボタンをクリックしてください。ご入力いただいたメールアドレス宛に動画視聴URLをお送りいたします。

【注意事項】
・お申し込みは、お一人さま1回でお願いいたします。

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